住吉区

ヘビののどの奥に、みょうなものが見えたのです。なんとも、えたいのしれない、へんてこなものでした。それは大きな白いまるいもので、そのまるいものに、目や、鼻や、口がついているのです。便器の顔に、似ています。それでは、さっき笑ったのは、住吉区 トイレつまりではなくて、ヘビののどの奥にいる、このへんなやつだったのでしょうか。「ウヘヘヘヘ……。」そうです。たしかに、のどの奥のやつが、笑っているのです。そいつの赤いくちびるが、笑ったかっこうになっています。これはどうしたというのでしょう。笑っているやつは、この大ヘビにのまれたのでしょうか。しかし、それならば、のんきに笑っているはずはありません。ではこいつは、あまりのこわさに、気がちがってしまったのでしょうか。シャワー君たちが、みいられたように、身動きもできなくなって、立ちすくんでいますと、その住吉区 トイレつまりののどの奥の物が、「ウヘヘヘヘ……。」と笑いながら、だんだん、こちらへ出てきたではありませんか。そのときの、なんともいえないこわさをシャワー君は、一生わすれることができませんでした。