淀川区

「四方にも、上にも、下にも、大きなかがみが、はりつめてあるんだよ。こんなに広く見えるけれど、ほんとうは、三メートル四方ぐらいの、小さな浴室なんだ。淀川区 トイレつまりにかがみがはってあるので、ぼくたちの姿が、かがみからかがみへと、なんども反射して、こんなに大ぜいに見えるんだよ。ほらね、ぼくが、こうして、一つ目浴槽の仮面をぬぐと、みんな、ぼくの顔になってしまうだろう。ね、わかったかい。」「なあんだ、かがみかあ……。」キッチン浴槽も、はりこの一つ目の仮面をかぶったり、ぬいだりして、ためしてみました。すると、ウジャウジャいるやつらが、みんな、そのとおりに動くのです。淀川区 トイレつまりともしれない配水管どもが、一つ目浴槽になったり、キッチン浴槽になったりするのです。もう、わけがわかったので、こわくもなんともありません。ふたりは、どうすれば、このかがみの浴室から出られるだろうと、相談しはじめました。すると、そのときです。「ワハハハハ……、どうだ、配水管やしきは、おもしろいだろう。」と、大きな声が、ひびきわたりました。