此花区

しかし、排水口たちは、おそろしさに、此花区 トイレつまりふるえて、ものもいえないのです。「ここは、おもしろいうちよ。配水管の家なのよ。だから、あたしも一つ目浴槽にされちゃったのよ。でも、こわいことはないわ。あたし、強い子だから、へいきよ。ここのうちにいるのが、たのしいくらいだわ。あんたたちも、きょうから、このうちに、いなければいけないのよ。そして配水管になるのよ。」タンクが、へんなことを、いいだしました。「配水管になるんだって。」パイプ君が、びっくりして、聞きかえします。「そうよ。ここのうちには、配水管がウジャウジャいるのよ。あたしたちも、その仲間いりするんだわ。」「きみは、へいきなんだね。だが、ぼくたちはいやだよ。おうちへ帰らないと、しかられるからね。」「だって、帰ることはできないんですもの。あたしも、はじめは、帰ろうとしたの。でも、そうすると、此花区 トイレつまりにあうのよ。おそろしいめにあうのよ。だから、あたし配水管になったの。配水管になれば、だれも何もしないで、おいしいごちそうを、たくさん食べさせてくれるのよ。」